内政部は2日、2012年末時点で台湾に滞在する外国人人口統計を発表した。これによると、昨年末の外国人人口は68万人だった。うちビジネスや観光を目的に短期滞在する「停留者」が12万2,000人で、内訳は日本が26.3%で最多、次いでアメリカが17.1%を占めた。
外国人人口は、「居留者」と「停留者」に分けられ、出入国・移民法の規定では、滞在期間が6カ月未満を「停留」、6カ月以上を「居留」と称する。2012年末の外国人人口は、2011年末と比較し、居留ビザ保有者が4.24%増加、停留ビザ保有者が20.83%増加した。内政部は増加の理由について、「外国人労働者のうち特定の技能や経験を必要としない分野で働く非熟練労働者(いわゆる単純労働者)、および台湾を訪れる観光客数の増加によるもの」と説明した。