世界経済フォーラム(WEF)は7日、第5版「観光競争力報告書」を発表した。同報告書の観光競争力世界ランキングによると、台湾は世界140カ国・地域のうち33位、アジア太平洋地域では7位だった。指標のうち「政策上の諸規則」が5位と好成績だった。
「観光競争力報告書」は2年に1度まとめられる。「政策上の諸規則」、「安全性と治安」、「陸上交通インフラ」なと14項目の指標で競争力を評価する。台湾は一部の指標で特に評価が高く、「政策上の諸規則」が世界5位、「安全性と治安」17位、「陸上交通インフラ」18位、「情報・通信技術インフラ」16位、「価格競争力」21位、「人的資源」25位となっている。
アジア太平洋地域では台湾は7位。そのほか、1~6位は順に、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、日本、香港、韓国。8~10位はマレーシア、タイ、中国大陸だった。