24回目の台湾ランタンフェスティバルが10日に閉幕した。主催者である新竹県（台湾北西部）の統計によると、2月24日の開幕以来、延べ1200万人以上が訪れ、100億台湾元（約324億日本円）を超える経済効果をあげると共に、開催期間最長と参観者最多の新記録を打ち立てた。交通部観光局によると、来年の台湾ランタンフェスティバルは、台湾中部の南投県で開催される。
新竹県は、今回のランタンフェスティバルでは日本の東京ディズニーランド、高知県のよさこい祭、青森県のねぶた祭りをはじめとする、様々なパフォーマンス団体を10ヶ国から招いた他、海外のメディア60社あまり、海外の旅行業者89人が会場を取材に訪れたと説明した。
同県によると、アンケート調査の結果、今回のランタンフェスティバルに対して全体的に満足だとした人は98.7％。イベント企画に対して満足と答えた人は97.4％だった。全体的な雰囲気を満足としたのは98.8％、会場内と環境の維持保護が97.5％、交通機関が92.1％、シャトルバスが95％となるなど、いずれも高い満足度が示された。