内政部は3月30日、2012年の国家公園に関する統計調査結果を発表した。これによると、現在供用されている国家公園の各拠点の訪問者数は昨年、総計延べ1,943万人に達した。うち、台湾最南端、屏東県の墾丁国家公園が延べ687万人で最も多かった。一方、訪問者の増加数では、東部の花蓮県（および中部の台中市、南投県）に位置する太魯閣（タロコ）国家公園の延べ113万人増が最も多かった。
内政部によると、2012年末までに整備が完了している国家公園は、墾丁、玉山（南投県、嘉義県、高雄市、花蓮県）、陽明山（台北市、新北市）、太魯閣、雪覇（新竹県、苗栗県、台中市）、金門（金門県）、東沙環礁（高雄市、南シナ海上）、台江（台南市）の8カ所。および、2011年12月6日に国内初の国家自然公園として正式に開園した、寿山国家自然公園（高雄市）がある。範囲は陸地面積31万1,000ヘクタール、海域面積40万3,000ヘクタールにわたり、陸地面積が最大なのは玉山の10万3,000ヘクタール、海域面積が最大なのは東沙環礁の35万3,000ヘクタールとなっている。