交通部観光局は、台湾の夏の到来を告げる「夏至キャンペーン」を今年初めて開催する。北回帰線の北緯23.5度にちなみ、「台湾夏至235（愛上我）」と題し、北回帰線が中南部を横断するように通り、熱帯と亜熱帯が交わるユニークな特徴を持った台湾中南部ならではの観光をアピールする。
観光局はこのキャンペーン開催に当たり、美食達人が展開するコーヒーチェーン「85度C」と協力し、「235スペシャルブレンド・レモンティー」を開発、台湾と中国大陸、香港、マカオの約700店舗で販売する。観光局は、235スペシャルブレンドを楽しんだ内外の観光客に台湾を好きになってほしいと期待している。
「235スペシャルブレンド・レモンティー」は、台湾産のグリーンの表皮のレモンに、華人の暮らしに欠かせないお茶を合わせたもので、さわやかで甘酸っぱく、ピュアでシンプルな味わいになっている。
観光局はまた、夏至当日21日の午後に、中南部の嘉義県に位置する東石漁人埠頭（ふとう）で、「幸福一線牽（一本の線で幸せをつなぐ）」と題し、1,000人で手をつなぐイベントを開催。人々が手をつなぎ、ともに台湾の北回帰線を表現する。さらに、昔ながらの夏至のしきたり「香嚢包（厄除けの香り袋）」にちなみ、宿泊券などお得な商品が入った福袋「夏至香嚢包」1,000個を用意して参加者に配布すると同時に、投票で選ばれた夏至の美食でもてなす。
台湾夏至235キャンペーンは、特設サイト「http://www.taiwan235n.tw」で紹介している。85度Cの店舗情報は公式サイト「https://www.85cafe.com/」を参照のこと。