2024/05/06

Taiwan Today

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日本のクラシックカーラリー、28日から台湾へ

2013/11/15
60台のクラシックカーが台湾本島を一周する。写真は日本でのイベントの様子。(中央社)

日本で唯一、日本の観光庁の支援を受けているクラシックカーラリーイベント、一般財団法人ラリーニッポン(RALLY NIPPON)が28日から台湾でクラシックカーによる台湾本島一周のイベントを開催する。

1974年以前に出荷されたクラシックカー60台は28日午前10時に台湾北部・台北市にある総統府前広場を出発。北西部の新竹、中部の台中、南投、南部の雲林、台南、高雄、屏東、南東部の台東、東部の花蓮、東北部の宜蘭、北部の新北市、台北などを経て台湾本島を一周。12月1日には花蓮港でフェリーに乗り、宜蘭県の蘇澳港に移動。台2線、新北市の福隆を経て台北市にある中正記念堂まで戻ってくる。台湾一周の4日間には台北の圓山大飯店(グランドホテル)、中部の景勝地、日月潭の向山ビジターセンター、南部・台南の烏山頭にある八田與一記念パークなど、日本の歴史と結びつく数多くの台湾の歴史的建築物、及び自然の景勝地を訪れる。

ラリーニッポンの小林雄介代表理事は、これまで日本でしか行われていないラリーニッポンを台湾で行うことで、これら歴史の懐かしさを感じさせるクラシックカーを介して、台湾に対する心からの感謝を伝えたいとしている。

小林氏によると、イベントに参加する車両にはすべて正副ドライバー2人が乗り、衛星を利用したナビゲーター設備とルートブックが備えられる。5台を1グループとし、先導車とサポート車が随行してコース面での協力、車両のメンテナンス、事故が起きた場合の連絡などを行う。右ハンドルの車両の場合、高速道路の料金所では副ドライバーが事前に準備した回数券や現金を支払って通過することになる。

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