2024/04/28

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台北ランタンフェスにバーチャル劇場「飛躍阿駿」が登場

2014/01/16
2月7日から始まる「2014台北ランタンフェスティバル」にテクノロジーを駆使したバーチャル劇場「飛躍阿駿」が登場する。写真は小型の手提げランタン。(台北ランタンフェスティバル公式サイトより)

元宵節(旧暦1月15日、今年は2月14日)の風物詩、各地で行われるランタンフェスティバルのうち、台湾北部、台北市の「2014台北ランタンフェスティバル」は2月7日から16日まで花博公園の圓山エリアと美術館エリアで開かれる。10日間の会期中、会場には伝統文化を表現したランタンや、子ども心あふれる可愛らしいランタンのほか、テクノロジーを駆使したバーチャル劇場が登場する。このバーチャル劇場のメインランタンは、リサイクルした光ディスク1万7,868枚を使って作られ、「飛躍阿駿」と名付けられている。

「飛躍阿駿」劇場は「バーチャル劇場」と「エコフレンドリーで持続可能」、「テクノロジーアート」、「共同制作」の4つのコンセプトが一体となって作られる。さらに、映像合成技術を使い、観賞する人がまるでスクリーンの中で、8頭の神馬と実際に戯れているような体験ができるという。劇場の構造は主に「コンテナ」と「光ディスク」を組み合わせたもので、材料はすべてリサイクルできるものを使い、「エコフレンドリーで持続可能」のコンセプトに合致している。

「飛躍阿駿」劇場は、高さ14メートル、幅11メートル、奥行き11メートルで、花博公園圓山エリアの歩道橋そばに置かれる。ランタンフェスティバルの期間中、毎日17時30分に点灯、バーチャルな体験を提供する。19時から23時には30分ごとに、動画とメインランタンによる1回5分間の上映が行われる。ウォーター・スクリーンに特殊効果を映し出し、レーザー光や音響で彩るものとなっている。

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