台湾中南部の雲林県、嘉義県、南部の台南市に跨る同風景区では様々な野鳥が観察できることで、昨年の同大会には25チームが参加した。マレーシア、韓国、タイ、スペイン、アメリカ、カナダ、南アフリカの7ヶ国からもバードウォッチャーがやってきて、台湾の愛好家と一緒に鳥を観察。大会は30時間に及ぶ国際バードウォッチング大会で、「バードウォッチングのマラソン」であることから、英語ではBirdathonと呼ばれている。雲林、嘉義、台南の3県・市で生態系豊かな海沿いから山地まで、水鳥や山に生息する鳥を見ることが出来た。優勝チームは125種類の野鳥を確認、記録された野鳥の種類は合計217種にのぼり、そのうち20種は台湾の固有種だった。
「2014年白色雲嘉南国際バードウォッチングマラソン大会」の参加申し込み期間は19日から9月15日(月)まで。それまでに枠が無くなった場合はその時点で締め切られる。ご興味のある方は同大会の公式ウェブサイトをご覧ください。
公式ウェブサイト:http://www.taiwanbirdathon.org
電話:社団法人台南市野鳥学会 886-6-2138-310