国連世界観光機関(UNWTO)の最新統計によると、今年上半期に台湾を訪れた海外からの旅客数は前年同期比で26.7%成長し、伸び幅は日本などを上回り、世界一となった。政府の観光戦略が奏功しているとみられる。
この統計によると、今年上半期の海外旅客数の前年比成長率は台湾が26.7%で、2位の日本が26.4%、台湾は世界50カ国の観光大国のうち伸び幅が最大だった。
なお、交通部観光局(日本の観光庁に相当)の統計によれば、今年1~8月に台湾を訪れたアジアからの旅客は前年同期比27.91%増の延べ583万7,600人だった。うち、伸び率を比較すると、韓国が72.96%で1位、中国大陸は37.35%、日本は17.95%だった。