2024/04/28

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檜意森活村が阿里山観光での注目の的に

2014/11/10
阿里山観光で注目を集める「檜意森活村」。(嘉義市政府サイトより)

台湾中南部・嘉義市の北に位置する「檜意森活村(Hinoki Village)」は保留面積で台湾最大、かつ最も整った形での日本建築群を有しており、毎日大勢の人たちが阿里山における林業の歴史を知ろうとここを訪れては昔日の雰囲気に浸っている。

嘉義市の「檜意森活村」は老朽化した建物を生き返らせた。日本占領時代、同市は阿里山森林鉄道の起点で、木材の取引の集散地だった。同鉄道の北門駅西南及び北門街、共和路一帯の3.45ヘクタールには、コンクリートブロックで作られた建物1棟と木造建築27棟がある。社会と経済の発展及び林業政策の転換に伴い、阿里山における木の伐採は廃れたが、100年近い歴史を持つ建築物は今も残る。

嘉義市政府は4年間かけてこれらの古い建物を修復し、民間企業に計画と管理を委託。「檜意森活村」チームが運営を引き受け、林業の文化史蹟に新たな命を吹き込んでいる。

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