国際的に知られる旅行ガイドブック、「ロンリープラネット」がこのほど、2015年度版の「世界で最もお得な9大旅行先」を選出、台湾はいたるところで美食が楽しめ、交通や宿泊先に多くの廉価な選択肢があることから、「コストが低い割りに高品質」の優位性でこの9大旅行先に選ばれた。台湾を訪れた観光客は、少ない予算で大いに満足できる。
「ロンリープラネット」は、香港、韓国のソウル、日本の東京など周辺のアジアの国・地域と比べて、台北を旅する際の消費金額がずっと少なくて済むことは明らかと分析、特に、「食」は最も引き付けられるポイントで、親しみやすい価格のB級グルメがあちこちで楽しめる他、最高級の食事をしたとしてもコストは他のアジアの都市と比べて安いと指摘した。
交通部（日本の国土交通省に類似）観光局の劉喜臨副局長は、市場として見た場合、コストパフォーマンスが高いことは消費者にとって魅力的だが、時間が経つに連れてリソースの消耗になりやすいとし、観光産業の持続可能な発展を考えるならば、「付加価値」と「価値の創造」を通して、更なる高みを目指す必要があると述べた。