2024/05/07

Taiwan Today

観光

ハイテクアプリで古都・台南をアピール

2014/12/03
工研院が開発した観光ガイドアプリi憩頭を利用し、ハイテクな古都台南が楽しめる。写真は中西区にある観光名所の赤崁樓。(台南市中西区公所サイトより)

経済部(日本の経産省に相当)中小企業処が財団法人工業技術研究院(工研院)に委託して実施する「南部新レジャーサービス産業推進計画」は、台湾南部の台南市中西区をモデル地区として、台南市政府の支援のもと、同地域の熱意ある150店舗が参加、テクノロジーの導入で観光客に豊富な体験メニューを提供する。また、バーチャルリアリティを結合した仙人によるナビゲート、仙人との記念撮影もできる観光ガイドアプリ「i憩頭(台湾語;楽しむことが好きという意味)」の開発で、ハイテクノロジーを駆使した新しい古都・台南へユーザーを誘う。

「i憩頭」ではテクノロジーを導入し、150店舗が豊富なメニューを提供、中西区の43店舗は中国語、英語、日本語の三ヶ国語のコミュニケーション機能を導入、ハイテクで友好的な文化遺産のある観光スポットとして同地区を知らしめている。

工研院南分院の徐紹中執行長は、「工研院は経済部からの委託を受けて、同計画を進めている。既に10以上の観光プランを企画、ならびに10カ国語以上対応のインフォメーションセンターを設置した。インターネットコミュニティを通じて、i憩頭のサイトやアプリが広く利用され、中西区を訪れる観光客の重要なガイドブックとなっている」と説明した。

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