中央気象局によると、中華民国（台湾）における2015年の初日の出は離島・蘭嶼での午前6時32分が最も早く、台湾本島では南部・屏東県の墾丁と南東部・台東県の三仙台における6時35分が最も早い。墾丁のホテルや民宿の12月31日から来年1月2日までの予約は9割近くが埋まっている。三仙台では例年どおり、「最も早い」初日の出を拝む活動が行われる。
昨年、墾丁国家公園管理処は台湾のパーカッション集団、Uシアター（優人神鼓）を招いて初日の出を迎えたことでイベントは大好評だった。今年は九天民俗技芸団を招いている。行楽客は広々とした大地で風と太鼓の音を聞きながら初日の出を待ち、視覚と聴覚でユニークな体験をすることになる。
墾丁で初日の出を拝むのに最も理想的な場所は龍磐公園。太平洋に面し、地形は平坦で遮るものが無いため、遠くまで視野が広がる。来年は元日から4連休となっており、より多くの行楽客が訪れると見られている。