孔子さまの可愛らしいフィギュア1600体が「フラッシュモブ」(突如現れてパフォーマンスを披露しては解散する活動)の方式で展示される、「啓蒙・伝承 文化再創造のHello Kongzi世界公益巡回展:台湾ラウンド」が23日にスタートした。「Kongzi」は孔子さまのこと。台北孔子廟を皮切りに、クリスマスには華山1914文創園区(クリエイティブパーク)、27日には国立故宮博物院に移動し、各地で大勢の人たちを引き付けた。フィギュアを見た子どもたちはもちろんのこと、大人も先を争って記念撮影をする姿が見られた。
27日の会場では、台湾のパフォーマンス団体、「舞踏生態系創意団隊(Dancecology)」が孔子の「六芸」(礼儀、音楽、弓術、馬術、文学、数学)の精神を融合したダンスも披露された。
また、会場にある二次元バーコード、QRコードをスマートフォンなどでスキャンすることで、孔子さまが悩みを解く電話がかかってくるサービスも。さらにソーシャル・ネットワーキング・サービスを通じてシェアすることで、「孔子さま御守り」が得られるという。