台湾鉄路管理局(台湾鉄道)は1月31日、クルーズトレインと蒸気機関車を結びつけた新たな旅行ツアーを実施する。280人限定で、16日に予約の受付を開始。同ツアーはクルーズトレイン方式の観光列車で、台湾北部・新北市の樹林駅からいくつかの駅で利用者を乗せて台湾東部の花蓮駅まで運行。花蓮駅ではさらに蒸気機関車CT273に乗り換えて、花蓮県鳳林鎮の萬栄駅まで移動する。萬栄駅からは長距離バスで林田山林業文化パークに向かい、かつて山から原木を切り出して運んだ鉄道の風景を体験する。その後は花蓮駅まで戻り、観光列車で帰路につく。
このクルーズトレイン・ツアーには、交通機関、観光スポットの参観、ガイドによる解説が含まれている他、蒸気機関車が懐かしいDR2500型ディーゼルカーの客車2台をけん引するのも魅力。
予約とツアーの詳細については、台湾鉄路管理局公式ウェブサイト(http://www.railway.gov.tw)の「06.郵輪式列車専区(コーナー)」をご覧ください。