交通部観光局（日本の観光庁に相当）の謝謂君局長によると、台湾海峡両岸間による観光関連会議が、春節（旧正月、今年は2月19日）前後に行われる。会議では、中国大陸住民による台湾自由旅行について、10都市の住民に新たに開放することを検討する。主に直航便が就航している都市になる見通し。
現在、中国大陸住民による台湾観光は、自由旅行の1日当たりの許可人数3,000人だったのが、2014年4月16日から4,000人へと拡大された。同年末までに、自由旅行できる中国大陸住民について36都市の住民に拡大した。昨年通年では自由旅行で台湾を訪れた中国大陸の旅客は延べ約118万人に達した。
自由旅行の許可人数上限については、観光局と大陸委員会、内政部移民署といった関連省庁により検討され、必要であれば適宜、内政部移民署に拡大を提言する。