2024/05/03

Taiwan Today

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遠東航空が日本のJTBと提携、台中から日本に2路線

2015/02/17
遠東航空が日本のJTBと提携。同社は台中と日本の大阪、名古屋を結ぶ路線を6月に開設する。(台中市政府サイトより)

遠東航空(Far Eastern Air Transport)が16日、台中市政府観光旅遊(旅行)局の陳盛山局長立会いの下、日本最大の旅行会社、JTBグループと提携意向書を交わし、6月に台湾中部の台中から日本の大阪、名古屋を結ぶ直航路線を開設すると発表した。

台中市観光旅遊局は、台中には山、海、花、都市など多元的な観光の特色があり、同市新社区の「花海(花畑)」や「草悟道(美しく緑化された散歩道)」、「宮原眼科(かつての眼科の建物を利用したスイーツショップ)」などはいずれも日本の観光客が気に入る観光スポットだとアピール、双方の頻繁な観光交流と協力を通して、より多くの日本の旅行者が台中を訪れてその魅力を体験してくれるよう期待した。同局は、日本の観光客誘致は同局にとって重要な政策の一つで、台中市政府は台湾中部で観光に関わる公的機関並びに民間業者がJTBと協力していくのを全力で支援するとしている。

JTBは、台湾中部は日本の観光客にとってなじみが薄いが、同市新社区の「白冷圳(日本占領時代に造られた用水路)」や「道禾六芸文化館(日本占領時代の台中刑務所演武場)」、「草悟道」及び「台中国家歌劇院」など、台湾中部には日本と関わりのある文化古跡や観光スポットが隠れており、今後、日本の観光客に大いに紹介していけると話した。

遠東航空では、将来的には、ゴルフや野球などのスポーツで日本のサークルや学校を台中に呼び込んで交流させるなど、テーマ性を持ったプランを日本向けにPRしていきたいと述べた。

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