台湾中部・台中市で開催中の「2015台湾燈會（台湾ランタンフェスティバル）」では元宵節（旧暦1月15日）の5日、「烏日高鉄特定区（烏日台湾高速鉄道特定エリア）」に設置されたメインランタンが馬英九総統によって点灯される。同エリアでのフェスティバルは15日までの11日間。今年で26年目となる「台湾ランタンフェスティバル」は世界にその名を知られるまでに成長、交通部観光局の定める観光イベントカレンダーにおける重要な国際的イベントの一つに数えられ、米国のドキュメンタリーチャンネル、ディスカバリーが世界で最もすばらしい祭りの一つと推薦するもの。
今年のメインランタン、「吉羊納百福（幸運の羊が多くの幸福を呼ぶ）」は、「全光学式、新技術、低炭素グリーンエネルギー」の三要素が設計の軸で、そのビデオ信号効果は「吉羊」を美しく輝かせ、目を奪うオブジェとする。
点灯式が行われる5日のパフォーマンス活動はフェスティバルの目玉。パレードは午前10時30分に台中市草悟道でスタート。午後5時7分からはメインランタン点灯台前のメインステージで大規模な公演活動が行われる。今年は日本の高知、名古屋、三重、北海道のYOSAKOI団体などが参加する他、台湾で著名な九天民俗技芸団らが出演して点灯式を盛り上げる。