2024/04/30

Taiwan Today

観光

台鉄平渓線と日本の江ノ電の観光提携、来年3月末まで再延長

2015/03/05
台鉄平渓線と日本の江ノ電は、それぞれの使用済み一日乗車券を無償で相互交換できる内容の観光提携をさらに1年延長した。図はそれぞれの1日券の適用区間、左が江ノ電、右が台鉄平渓線。(交通部台湾鉄路管理局サイトより)

台湾北部、新北市の山間部を走る台湾鉄道(台鉄)の支線、平渓線は2013年5月に、日本の神奈川県の海沿いを走る江ノ島電鉄と観光提携。双方はそれぞれの使用済み一日乗車券を無償で相互交換できるサービスを通じて、平渓線周辺と神奈川県の観光を共同で推進している。交換された1日乗車券は今年2月末までに、双方で7,708枚に達し、観光PRとして高い成果を上げている。このため双方は4日、提携を再延長する契約を交わした。台湾側は交通部(日本の国土交通省に相当)台湾鉄路管理局の周永暉局長が、日本側は江ノ電の天野泉社長が署名した。

提携延長により来年3月31日までの提携期間中、海外からの旅客はパスポートを提示すれば、台鉄台北駅または瑞芳駅で、使用済みの「江ノ電一日乗車券」を「平渓、深澳線一日周遊券」と無料で交換し、平渓線を旅することができる。

交換できるのは使用済み乗車券1枚につき1枚のみ。大人乗車券とシニア・小児乗車券はそれぞれ、それに相当する全票(大人乗車券)または優待票(シニア・小児乗車券)に交換することとなっている。

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