馬英九総統は18日、「台北国際自転車見本市(TAIPEI CYCLE:台北世界貿易センター南港展示ホール及び第1展示ホールで18日から21日まで)」の開幕式に出席、自転車競技の国際ロードレースである「ツール・ド・台湾」が台湾で行われるなどサイクリング人気が高まっており、台湾本島一周、全長1000キロメートルあまりの自転車道も年内に完成する予定だと明らかにした。
台湾本島一周自転車道は各県・市がそれぞれ域内の路線を計画、新たに整備される地方の穴場ルートは自転車の運転と視覚的なニーズをより満足させられるようになっている。
この自転車道は「愛台湾12建設(台湾を愛する12大建設)」の一つ。12億台湾元(約45億4500万日本円)を投じて自転車道470キロメートルを新たに建設し、各県・市の既存の道路と連結して台湾本島一周、1005キロメートルの自転車道として整備する。
例えば、台湾中部・彰化県から雲林県までの区間では著名な西螺大橋がコースに加えられ、濁水渓の堤防道路に連結する。真夏に台湾本島を一周する人にとって涼しげな川沿いの道路となる。