台湾ではロードレースやマラソンが各地で盛んに行われるようになっているが、台湾でのレースだけでは飽き足らないランナーも多く、海外で開催されるレースにも注目が集まるようになっている。昨年10月以降は、日本円の円安や格安航空会社(LCC)路線の相次ぐ就航などにより、台湾から日本を訪れる人はアジアで最多となり、日本でのマラソンと観光を兼ねた旅の人気がますます高まっている。
旅行社の多くが今や、海外でのマラソン参加や山登りを独立した項目とし、ウェブサイトに専用コーナーを設けている。4泊5日のマラソン参加ツアーでは、1日目にエントリー、2日目にレース、その他2~3日間でスキーやショッピングなどを楽しむスケジュールとなっている。