台湾中南部の名山、阿里山周辺の阿里山国家森林遊楽区内にある「沼平公園歩道」と「祝山林道分離歩車道」はそれぞれ、2015国家卓越建設賞の「環境文化類公共工事・都市空間類最優秀卓越賞」、「企画設計類公共建設類最優秀優質賞」を受賞した。
この阿里山国家森林遊楽区では、バリアフリーの空中桟道としては台湾で標高が最も高い「桜之道」を整備したほか、歩行者と車の通行エリア争いを解決するため、祝山林道の下部に位置する斜面に、広々とした展望スペースを設置。訪れた人々は障害物なく近距離で桜を鑑賞することができる。
阿里山国家森林遊楽区は2012年に入園者数が初めて延べ200万人を突破、2014年には同276万人に達している。