台湾を代表する夏の果物、マンゴーが旬を迎え、台湾南部・台南では「台南国際マンゴーフェスティバル(台南国際芒果節)」が27日から2日間、走馬瀬農場にて開催される。同フェスティバルでは、マンゴーテーマ館の設置、各種マンゴーの展示、試食、マンゴーを使用したオリジナルスイーツ、スイーツDIY、バイヤー商談会などのイベントが行われる。
7月には毎週末に、台南のマンゴー主要産地、玉井、南化、左鎮、楠西などで、マンゴーカーニバルなど一連のイベントを開催する。
台湾マンゴーは、台湾南部の台南、屏東、高雄などを主な産地とし、日本、韓国、香港、中国大陸、シンガーポールなどにも輸出され、その輸出量は年々成長を続けている。2014年の輸出量は6,438トン、輸出額は1,745万米ドルに達した。
行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当、農委会)農糧署によると、マンゴー栽培における農薬使用の安全性を確保するために、農委会の各試験改良所および農民団体が、安全な農薬使用の講習会を通して、果樹園の健康を管理し、病害の発生を減少するよう指導しているという。