2024/05/09

Taiwan Today

観光

花蓮のワスレグサ名所、台風被害なく観賞シーズン迎える

2015/08/11
ワスレグサのシーズンを迎えた名所の花蓮県南部では、台風13号の被害もなく、予定通り観賞シーズンのイベントを実施する。(花蓮県農業処サイトより)

中型の台風13号(アジア名・ソウデロア)が8日、台湾東部、花蓮県北部の秀林郷和平村に上陸したものの、台風の風は左回り(反時計回り)であるため、花蓮県南部では風雨がそれほど強くなく、この時期山肌を黄金に染めるワスレグサの名所、玉里鎮赤柯山と富里郷六十石山の2つの山はほぼ影響を受けなかった。このため、今月から9月21日まで予定されていたワスレグサの観賞シーズンはスケジュール通り行われる。

ワスレグサの栽培面積は、玉里鎮の赤柯山で約44ヘクタール、富里郷の六十石山で約26ヘクタール。花蓮県農業処は、観賞シーズンの期間には、玉渓地区農協が15日に赤柯農場でワスレグサ音楽会などを催す。富里郷農協も26日には六十石山の「跳舞場(先住民アミ族の豊年祭などの会場)」で、地元の食材を使ったバーベキューや、バンドの演奏などのイベントを開催する。

なお、六十石山のワスレグサ観賞エリアに向かう道路は狭いため、上りと下りでルートを分け、それぞれ一方通行とする。上りは台9号線の308.5キロメートル地点(竹田村)から入り、下りは六十石山頂の「万寧~復興集落連絡道路」の起点(0キロメートル地点)から阿眉渓(東里村)方向へ下ることとする。

ランキング

新着