2024/04/29

Taiwan Today

観光

2015年ヨットカーニバル、9月に台南市安平港で

2015/08/21
台湾のヨット産業はその品質の高さで世界的に知られている。(高雄市サイトより)

ヨットでのレジャーを引き続き広めるため、交通部(日本の国交省に類似)航港局及び観光局は再度協力し、9月19日に台湾南部・台南市の安平港のヨットハーバーで、「揪団啓航、船遞幸福(秋に皆で出航し、船で幸せを伝えよう)-2015年ヨットカーニバル」を開催する。20日に行われた記者会見に出席した航港局の祁文中局長は、9月19日には会場で20艘のヨットを展示する他、音楽、ダンス、マジック、ヨットに関するミニ講座など、娯楽と知性を結びつけたパフォーマンスを行なうと説明。さらには600人限定で実際の航海も体験してもらうとのことで、祁局長は国民に対し、家族や友人と共に参加するよう呼びかけた。

台湾で通常見られるヨット活動は、家族や友人と一緒に参加するのに大変適したレジャー活動だが、多くの人はなじみが無いか、お金持ちだけが楽しめるものと考えている。しかし、ヨットクラブに加入したり、ヨットを借りたりすることで、ヨットでのレジャーはより庶民的、多元的にできるはず。

また、台湾における海上観光事業の発展に向けて、政府の海洋政策と関連法規、並びに対応措置は徐々に緩和される方向に。すでに船舶法やヨット管理規則、外国人がライセンスを取得する際の資格などが緩和されている他、出入港に関する管理制度(税関や出入境管理、検疫、安全検査など:CIQS)も簡素化された。これらはみな、ヨットによるレジャー活動の発展に適した環境づくりを助けるものであり、台湾製のヨットが海外で大いに歓迎されているのに加えて、台湾における海上レジャーの新たなブームも巻き起こし、台湾を名実ともに、「ヨット王国」と出来るよう期待されている。

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