台湾北東部の宜蘭県では、10月中旬に「不老節（フォーエバー・ヤング・フェスティバル）」を開催。写真は、イベントに合わせて開発された身体にやさしいヘルシーなメニューのひとつ。（宜蘭県政府提供、聯合報）
秋に入り、間もなく木々が色づく季節がやってくる。台湾北東部の宜蘭県では、10月中旬に「不老節（フォーエバー・ヤング・フェスティバル）」を開催、一連のイベントが行われる。今年のイベントでは特に、脂肪分や塩分を控えた身体にやさしいヘルシーなメニュー「宜蘭長青不老餐」を企画し提供する。おいしい食べ物に加え、食や農業をめぐる知識を取り入れたり体験したりする食農教育の旅も楽しむことができる。
同県政府は、県内の飲食業者に対して、地元ならではの農産物や旬の食材を生かすよう指導を進めると同時に、栄養士の監修のもと、新鮮で健康な「宜蘭長青不老餐」を開発した。
このメニューはイベントの期間だけでなく、年間を通じて提供される。宜蘭は季節ごとに豊かな青果が収穫され、異なる時期にさまざまな「不老餐」を味わうことで、いろいろな地元の食材や調理法の組み合わせも楽しめる。
宜蘭県が認可した「不老餐」を提供する飲食業者は、中冠礁渓大飯店、一佳村養生餐庁、三富休閒農場、香格里拉休閒農場、童話村有機農場、金益田園美食坊、頭城農場、花泉有機休閒農場、冬山郷農協田媽媽菇鍋美食体験館、微笑聚落（観光大使協進会）の10カ所。