2024/05/03

Taiwan Today

観光

官民協力で来台旅行者一千万人の大国に=行政院長

2015/11/09
毛治国行政院長(中央)は8日、官民による協力で台湾を海外からの旅行者一千万人を迎える「観光大国」に育てようと呼びかけた。(行政院サイトより)

毛治国行政院長(首相)は8日、台北世界貿易センター展示ホール1で行われている、「2015年台北国際トラベルフェア(ITF)」を参観、同フェアはアジア最大の旅行見本市で、世界とアジアで広く知られていると指摘した。毛行政院長は、特に過去7年間で台湾の観光は大きく進歩したとし、来台旅行者が毎年延べ100万人のペースで増え、国民の出国者数も2014年には延べ1100万人に達したと説明、出入境者の総数から見れば、台湾はすでに「観光大国」に成長したとの認識を示した。

毛行政院長によれば、今年のトラベルフェアでは延べ35万人の来場者が見込まれ、その大きな特色は「消費振興措置」との組み合わせ。政府による補助(消費振興措置)に加えて、関連の業者も優遇プランを打ち出すことで、官民共同で消費者に利益をもたらす。毛行政院長は、来場した国民が機会を逃さず消費を増やし、国内の消費市場をいっそう活性化するよう呼びかけた。

交通部(日本の国交省に類似)によると、世界的に知られるメディアは、台湾における観光旅行の魅力を高く評価している。台湾は米国のニュース専門チャンネルCNNによる世界のグルメ旅行先として1位に選ばれた他、旅行の安全性では世界2位に評定された。交通部は、中華民国(台湾)のナイトマーケット、無線インターネット環境、多元的なグルメ、国立故宮博物院の収蔵品、並びに様々な節句の祝賀活動などは台湾の豊富で多様な、人に優しい観光環境を効果的に示し、世界の旅行者から強く支持されていると強調した。

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