交通部観光局は東南アジア5カ国からの高級ツアー呼び込みに取り組んでいる。23日にはベトナムのハノイで、台湾観光のプロモーションイベントを開催。道教の神様、「三太子」がテクノ音楽に合わせて激しく踊る、「電音三太子」（ステージ両側）も登場した。（中央社）
交通部観光局（日本の観光庁に相当）と外交部（日本の外務省に相当）領事事務局が協力して推進する「東南アジア5カ国（タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピン、インド）高級ツアー・ビザ簡素化及びスピード化措置」は11月1日にスタート。24日までに6ツアー、357人の旅行者が同措置を通じて中華民国（台湾）への入国ビザを取得したことが確認された。
同措置は実施の初期段階として、企業によるインセンティブ旅行とFly Cruise（飛行機で台湾に到着し、クルーズで各地を回り、最後に飛行機で帰国する形式）を主なターゲットに定めている。交通部観光局は、同措置とツアーの販売、ブランドのプロモーションという三つの戦略を通して、東南アジア5カ国における新たな富裕層の海外旅行を台湾に呼び込み、台湾の観光業の品質と生産額のアップにつなげたい考え。