2024/05/06

Taiwan Today

観光

「第1回優良宿泊施設都市格付け調査」、台中と金門が「特優」

2016/01/08
台中市が「優良宿泊施設都市格付け調査」で最高賞の「特優」に。交通部観光局の劉喜臨副局長(左)が台中市の関係者に賞を授与する。(台中市サイトより)

近年、台湾では旅行ブームとなっており、宿泊施設に対するニーズが拡大している。2011年から2015年までの間に台湾を海外から訪れた旅行者は69%増えており、宿泊施設の数もニーズが大きく膨らむに従って増加。合法的な「旅館(ホテル)」と「民宿」の数はそれぞれ11%、77%増えた。非合法な宿泊施設も増える傾向にある。「旅館」と「民宿」の違いは主に規模で、「民宿」のうち一般のものは5室以下、客室総床面積150平方メートル以下。「観光民宿」は15室以下、面積は200平方メートル以下。

消費者の権益保護と公共の安全性確保に向けて、政府は各県・市を格付けする方式でこれら自治体が宿泊業の管理業務をいっそう重視し、管轄範囲における合法的、並びに非合法な宿泊施設の運営状況を定期的にチェックするよう協力する。政府は、「旅館」業と「民宿」業の管理、並びに非合法な宿泊施設が合法的な施設となるための指導の面での効果に期待しており、これにより全国の宿泊業管理メカニズムを着実なものとし、国民の旅行のクオリティを高めたい考え。

今年の格付け調査では9つの県・市が賞を受けた。最高賞の「特優(特別に優秀)」を受賞したのは台湾中部の台中市と離島の金門県。「優等」は北部の台北市、南部の台南市。「甲等」は北部の基隆市、中部の彰化県、中南部の嘉義県と嘉義市(嘉義市は嘉義県と行政レベルでは同等)、南部の高雄市だった。

ランキング

新着