航空会社の安全性を調査するドイツの「ジェット・エアライナー・クラッシュ・データ・エバリュエーション・センター（JACDEC）」が12日に発表した、2015年の世界で最も安全な航空会社ランキングによると、上位15社のうち、台湾の長栄航空（エバー航空）が優れた安全性を評価され世界3位に選ばれた。上位1位と2位は順に、香港のキャセイパシフィック航空、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空だった。
JACDECは航空の安全に関するデータを専門に分析する機関で、毎年世界の航空大手を対象に、飛行年数や過去10年間の重大事故の統計、過去30年間の航空機事故といった指標を用いて格付けし、世界で最も安全な航空会社60社を選出している。