2024/04/27

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ネットユーザーが最も多くシェアしている森林レクリエーションエリアは合歓山

2016/03/22
ネットユーザーが最も多くシェアしている森林レクリエーションエリアは写真の合歓山。(黄習泉氏撮影、交通部観光局サイトより)

3月21日は国際森林デー。国立台湾博物館、社団法人台湾環境資訊(情報)協会(TEIA)、行政院農業委員会(日本の農水省に相当)林務局、並びに電信業者は共同で、台湾特有の生態系を持ち、親子連れで出かけられる5つのハイキングコースと、国民がインターネット上で最も多くシェアしている十大森林レクリエーションエリアを発表した。

中華民国(台湾)の森林面積は国土全体の6割を占める。高山が林立し、大きな標高差があることから豊かで多様な生態系が育まれている。

農業委員会林務局はこのほど、傾斜の緩急や距離、歩行の難易度を考慮した上で、「台湾特有の生態系を持ち、親子連れで出かけられる5つのハイキングコース」を初めて明らかにした。この5つのコースは、台湾北東部・宜蘭県の松羅歩道、東部・花蓮県の佐倉歩道、中部・台中市の斯可巴歩道、中部・南投県の渋水森林歩道、中南部・嘉義県の塔山歩道。

電信キャリアの遠伝電信(Far EasTone Telecommunications)は、昨年12月までのビッグデータを根拠に、台湾の人たちがインターネット上で最も多くシェアしている十大森林レクリエーションエリアを発表した。十大エリアはトップから順に、合歓山(台湾東部・花蓮県と中部・南投県の県境)、内洞(北部・新北市)、墾丁(南部・屏東県)、太平山(北東部・宜蘭県)、阿里山(中南部・嘉義県)、武陵(台中市)、富源(花蓮県)、東眼山(北部・桃園市)、大雪山(台中市)、池南森林レクリエーションエリア(花蓮県)だった。

台湾環境資訊協会と遠伝電信は協力して、「自然在一起(自然と共に)」と題したドキュメンタリー映像と動画の募集活動を実施。賞金総額は23万台湾元(約78万日本円)。皆が映像を通して台湾における生態系の美しさを記録し、共に環境保護に取り組むよう期待している。

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