2024/05/01

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日本・東武鉄道「りょうもう号」、台鉄「普悠瑪号」デザインに変更

2016/06/20
日本の東武鉄道株式会社は17日、同社の特急「りょうもう」号を、交通部台湾鉄路管理局の自強号「普悠瑪(プユマ)号」のデザインに変更した車両の出発式を行った。これは台湾鉄路管理局と東武鉄道株式会社が2015年末に締結した友好鉄道協定記念イベントの第二弾となるもの。(台湾鉄路管理局サイトより、中央社)
在来線を運行する交通部台湾鉄路管理局(台鉄、TRA)と日本の東武鉄道株式会社は2015年12月18日に友好協定を締結し、1年間の期間限定で一日乗車券の無償交換を行っている。東武鉄道は今年、鉄道旅行マーケティングの一環として、浅草駅(東京都)~伊勢崎駅(群馬県)を結ぶ特急「りょうもう」号を、今年の干支であるサルのマークがついた台鉄の特急列車、自強号「普悠瑪(プユマ)号」のデザインに塗装変更する。「2016サル」のマークは、台鉄が昨年末に購入した車両のみに付いているデザイン。また、先頭車両側面の「TRA」の文字は、「Ryomo」となる。台湾と日本の電車による塗装変更は、京浜急行電鉄株式会社の「京急ブルースカイトレイン」と台鉄の「EMU700形通勤列車」に続くもの。これにより新たな鉄道乗車ブームを巻き起こしたい考え。 台鉄は17日、「普悠瑪号」の塗装を施した「りょうもう号」の運行開始を祝賀するため、総工程司の徐仁財氏を代表とする訪問団を東京都浅草で行われた出発式に派遣した。東部鉄道では現在実施している台鉄との乗車券交流サービスに加え、17日の運行初日から2017年2月28日まで、台鉄の自強号の150台湾元(約480日本円)以上の使用済み乗車券を持参した旅客が、「台鉄専用館林・足利市往復きっぷ」(原価1,940日本円)を1,000日本円で購入できる新たなサービスを実施するなどし、台湾と日本の鉄道好きの旅客の来訪を歓迎している。

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