2024/05/04

Taiwan Today

観光

台湾の鉄道番組、米映像コンテスト受賞

2016/06/22
観光局とPBSが共同で制作した「台湾鉄路大冒険」は、阿里山森林鉄道(写真)とその周辺の景勝地に特にスポットを当てている。(中央社)

台湾の魅力が、再び国際的な評価を受けた。台湾の交通部観光局(日本の観光庁に相当)と米国公共テレビの全国組織PBS(Public Broadcasting Service)が共同制作した「台湾鉄路(鉄道)大冒険」が、米映像コンテスト、テリーアワードのブロンズ賞に選ばれた。観光局は、より多くのすばらしいストーリーで欧米市場を拡大するよう期待した。

観光局とPBSが共同で制作した「台湾鉄路大冒険」は、米映像コンテストのアカデミー賞とも呼ばれる「テリーアワード」のブロンズ賞を受賞した。これは、2014年に台湾ランタンフェスティバルが米デイタイム・エミー賞を受賞したのに次いで、台湾の魅力が再び国際的なコンテストで認められた。

「台湾鉄路大冒険」はまず、台湾北部・台北市を出発、沿線台湾を一周する鉄道網を紹介する。番組では、阿里山森林鉄道とその周辺の景勝地に特にスポットを当てている。そのほか、台湾中部にある、在来線・台湾鉄道の支線、集集線(彰化県二水郷の二水駅から南投県水里郷の車埕駅まで)の終着駅、車埕駅にも足を延ばし、南投などに住む先住民、ツォウ族(鄒族)を訪問、とても人情味あふれる台湾文化を楽しむ。

観光局は今年も引き続きPBSとの共同制作を計画している。夏には台湾本島の西に浮かぶ離島、澎湖島を訪れ、海洋生態系、漁村の風情、世界的に知られている双心(ダブルハート)石滬(石やサンゴなどを積み重ねて石垣のような滬を作り、潮の満ち引きを利用して魚を採る伝統漁法)や玄武岩などの観光スポットを撮影する。

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