農業委員会漁業署(日本の水産庁に相当)は、台湾の最高学術研究機関である中央研究院の研究チームに委託し、南シナ海に浮かぶ南沙諸島(スプラトリー諸島)最大の島であり、中華民国(台湾)固有の領土である太平島の周辺水域で、1年間にわたって調査・研究活動を進めてきた。その結果、同水域のサンゴ礁の生態環境が非常に豊富かつ健康的であり、南沙諸島における生物多様性の「ホットスポット」と呼ぶにふさわしく、その美しさ...