1999年9月21日午前1時47分、台湾中部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した。いわゆる「921大地震」である。この地震で得た教訓を生かすため、台湾では9月21日を「国家防災日」と定め、全国各地で防災演習を行っている。大震災の発生から25年を迎える今年は、「国家防災日」の前日となる20日、台湾中南部・嘉義県でマグニチュード7.3の地震が発生したとの想定で大規模防災訓練が行われた。頼清...