ふるさとを離れて勉強したり、働いたりしている人たちにとって、冬至の一番の楽しみは里帰りして家族と一緒に温かい「湯圓」を食べることだろう。「湯圓」はもち米の粉で作った丸く小さいお団子のこと。砂糖入りの湯で煮て、その湯と共にお椀に入れて供される。また、やや大きく、あんこやピーナッツ餡などが中に包まれているものもある。スープには野菜や肉類を加えてもいい。台湾の人たちにとって冬至の風物詩になっている「湯圓...