新型コロナウイルスの国産ワクチンを今年7月から接種できる可能性が出てきた。聯亜生技開発股份有限公司(以下、「聯亜」)の開発するワクチンの第Ⅱ相臨床試験(治験)執行計画代表者を務める中国医薬大学(台湾中部・台中市)附設医院(=付属病院)の黄高彬副院長によると、第Ⅱ相臨床試験では参加者4,821人が今週中に2回目の接種をほぼ終える。28日後に血液を採取して抗体検査を行う予定で、遅くとも6月末には結果に...