基隆市(台湾北部)の八斗子漁港碧砂泊区に安置され、観光のランドマークにもなっている「海功号」は、台湾で初めて南極探検やオキアミ捕獲を行った南極観測船だ。建造から50年近くが経ち。船体構造の多くに深刻な腐食が見られ、破損が著しいことから、周囲への安全を考慮した結果、今月20日より解体作業が行われていた。しかしその後、保存を望む歴史研究家などの陳情を受け、解体工事が一時停止している。文化部(日本の文科...